若手職員からのメッセージ16

Weekly福祉の星 樋口さん(社会福祉法人 洛和福祉会)

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Q1.福祉の仕事を選んだきっかけは?
答え小さい頃から祖母と同居していたので、高齢者と一緒にいる事が生活の一部になっていたことが根本にあると思います。
そして高校での高齢者体験をした時に、普段歩いている道が別世界のように感じました。そして付き添っていた友人の「大丈夫?」といった言葉にとても救われました。こんな簡単な言葉でも救われることを知り、私も私の言葉で安心をしていただけるようになりたいと思い、この仕事に興味をもちこの道に進もうと思いました。

Q2.福祉の仕事で感じるやりがいは?
Aこの仕事につき、始めの頃は「ありがとう」という言葉にやりがいを感じていました。けれど、その言葉のうらには「申し訳ない」という心の声もある事に気付きました。
今では「ありがとう」という言葉ではなく、「何がしたいのか」と言うニーズを聞き取り、「そのニーズに向かってどれだけのケアが自分にできるのか」ということにやりがいを感じています。

Q3.今までに一番心に残っている出来事は?
Aターミナルケアに携わったことです。始めは、自分の夜勤で「急変したらどうしよう」という事ばかり考えていました。けれども次第に考え方は変わり、この方に「ここで最期を迎える事ができてよかった」と感じていただける為に自分には何が出来るだろうと考えるようになりました。そしてこの方の最期を、私の夜勤で迎えることになりました。定時の巡視でバイタル測定をしている時、ゆっくりと眠られていきました。
今でも「何が自分にできるのか」という答えはみつかっていませんが、ターミナルになったからではなく、日々のケアから小さなことでも「できること」がないのかをさがす事ができるようなるきっかけになりました。

Q4.これから福祉業界での就職を目指す方へのメッセージ
A理想と現実の差に悩む事が多くあり、その現実についていけず、この世界から離れていく人も多くいます。けれども、その現実ばかりに目を向けるのではなく、どれだけ理想に近づけられるのかは自分自身だと思います。
辛い事もありますが、それ以上に利用者さまを家族のように感じられるようになり、共に笑う事や利用者様から教えていただく事も多くあります。日々、多くの新しい発見をする事ができる仕事だと私は思っています。

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