先輩インタビュー~福祉の星~

今までに一番心に残っている出来事は?

入職して1年目に、普段寝たきりでお過ごしの方が、「外に行きたい」と言われ、短時間でしたが一緒に外を散歩しました。散歩されているときの表情はとても穏やかでした。その時、『寝たきりだから外へは行きたくない』と決めつけるのでなく、『その人は本当はどう想っているか』を考えることの大切さを学びました。

古林さん(社会福祉法人 真愛の家)

心に残っていることが多すぎて悩みますが、一番に思い浮かぶ出来事は、入居者様に「あんた、お茶淹れて上げなさいよ」と言って貰えた時です。それまで私は入居者様にとってお客様で、「お茶淹れて上げないと」と思われていましたが、お客様へお茶を準備する側と認識して頂けたと言うことで、入居者様との距離が近づいたようで、嬉しい出来事でした。

我谷さん(社会福祉法人 長岡京せいしん会)

いつもはこちらから声をかけ貼り絵にお誘いしていた方が、ある日「一緒に私も手伝いましょうか」と声を掛けて下さる事があったり、「大丈夫?疲れてるなら休みなさいよ」と背中を擦って下さったり、「今日も当番か、昨日もやったな」と顔を覚えて下さっていたり、入居者の方が自分の事を見て下さっているのだなと思い嬉しかったこと等々、日常の中でのちょっとした関わりが心に残っています。

田倉さん(社会福祉法人 京都社会事業財団 介護老人福祉施設 にしがも舟山庵)

頑固で昔堅気な入居者様がおられました。どうすれば関係性を築くことができるか悩み、毎日、名前を伝えてから挨拶することを続けると「〇〇さん、グッドモーニング」と名前を覚えていただき、挨拶も返してくださるようになったことが一番印象に残っています。

香山さん(社会福祉法人 長岡京せいしん会)

夏祭りで毎年入居者様ご家族が親戚一同で集まり、居室でわいわい過ごされるのを楽しみにされていたのが印象に残っています。施設に入居しても、そこが家の様に家族様と一緒に過ごす事ができることを知り、最期の時まで自分の過ごしたい過ごし方を選ぶことができることを学びました。

小林さん(社会福祉法人 長岡京せいしん会)

入居されて間もない頃は洗濯物たたみ等のお手伝いをお願いすると「出来ない」と控えめにされていた入居者様がおられ、実際に職員と一緒にやり始め徐々にできることが増えると自分から「何か仕事ない?」とやりがいを見つけ、生きがいに繋がっていると感じられ、嬉しく思いました。

藤井さん(社会福祉法人 長岡京せいしん会)

言葉のコミュニケーションが苦手で、お一人で過ごされることの多かったご利用者が、日々のスタッフとの関わりの中で、次第に意思を表出してくださるようになり、今ではスタッフの手を引っ張って、自分の行きたい方へ連れて行こうとしたり、「好き」「嫌い」をハッキリ伝えてこられる等、感情を豊かに表現してくださるようになったことが嬉しく、幸せな気持ちで心に残っています。

桑村さん(社会福祉法人 京都ライフサポート協会)

施設入所された時に車いすで入所された方が少しずつ短い距離から体を支えながら歩く練習をして行き、1か月後には1人でフロアを歩き回っていた事です(笑) その時に自分で何かをしたいと言う気持ちに終わりはないと感じましたし、ゴールを決めるのは僕たちではないと痛感しました。

石田さん(社会福祉法人 みねやま福祉会)

私は入職して2年目ですが、コロナの影響で行事ごとをあまり経験したことがあまりせんでした。ですが、昨年施設の夏まつりに参加し利用者さんの楽しまれている姿をみて行事はよいなあと肌で感じました。普段と違う雰囲気で利用者さんも職員も楽しむことができました。今年の行事も楽しみです。

依田さん(社会福祉法人 南山城学園)

入職した時から「毎日利用者さんと話をしよう」という目標を持っていて、挨拶はもちろん作業のことや休日の楽しかったことなども聞くようにしています。ある利用者さんからの返事が返ってこないことについて悩むこともありましたが、外部研修にて「利用者さんと関わり続けることの大切さを学び、めげずに話しかけていると、1年ほどしたときにその方から「これ教えて欲しい」と相談されることがありました。その出来事が驚きと嬉しさで強く印象に残っています。

大菅さん(社会福祉法人 山城福祉会)