先輩インタビュー~福祉の星~

福祉の仕事の面白いところは?

言い方は荒いですが、福祉の仕事ほど赤の他人のプライベートに土足で踏み込んでいくような仕事は中々ないと思います。福祉の世界に入ってから、普通の生活をしていたら出会わないような方や、人生の先輩方と沢山関わらせていただいています。  出会いの数だけそれぞれの生き方があり、そこからの教訓や若僧への叱咤激励、時にはこちらのグチを聞いてもらったり・・・。そういった人間くさい関わりが私にとっては福祉の仕事の魅力的なところです。

世古口さん(社会福祉法人 十条龍谷会)

毎回新しい発見があることです。 『この利用者さんはこんなことも出来るのか!』『こんなことが好きなんだ!』と毎日面白い発見があります。 また、自分の気持ちの持ちようであったり、相手を思って行動しているかによって、利用者さんの私たちに対する接し方が変わるところも面白い発見だったなと思います。人と人との関係は障害の有無関係なくあるんだなと改めて感じた瞬間でした。

渡部さん(公益社団法人京都市身体障害児者父母の会連合会)

たくさんの人生の大先輩との出会いがあります。若いころは何をされていたか、何が好きか、どんな経験をしてこられたかなど訪問する回数が増える度、私達にも心を開いてお話してくださいます。コミュニケーションの楽しさ、難しさなども感じますが、ひとつひとつとても勉強になります。ご病気で意思の疎通が図りづらい方への対応でも、自分が学んできたこと、練習してきたことで笑顔になってくださったり、その人らしい生活を送る為のお手伝いが出来ることは嬉しいですし、やりがいがあります。

金田さん(社会福祉法人 福知山市社会福祉協議会)

一日一日が毎日違うことです。同じ職場に勤務して、生活の流れが同じでも、昨日とは違う人と出会って話し、昨日とは違う子どもの様子が見られることが私にはとても面白くて楽しいです。全然飽きないです。“昨日まで出来なかった事が今日出来た!”この瞬間の感動を味わえるのは、この職業の特権だと思います。たくさんの人と関わることができる福祉の仕事だからこそ、色々な人と会話して一緒に笑ったり、自分には思いつかないアイデアやたくさんの知識を身に付けられる機会がとても多いです。“この本を読んだら喜んでくれるかな~”“今日は○○ちゃんこんな事ができたからお母さん(保護者)に報告しよう!”など毎日わくわくしながら仕事をしています。

林さん(社会福祉法人 みねやま福祉会)

面白いと感じる部分は利用者と関わるたびに、その利用者の考え方や好きな物等を通じ、その「人」に関わっているということ、そこから新しい発見を実感出来るということです。しかし今、僕が働いている障害分野で利用者の考え方等というとイメージしづらい面もあると思われます。僕自身、障害者と関わって生きてきたのではないので実際に働いて、これ程にも考え、それぞれの方法で表現し生きているのだと初めて知りました。また利用者から様々なことを教えてもらうと同時に、こちらのことも伝えることでお互いに関係性を築いていく。そして関係が深まると新たな支援に繋がることがあります。お互いに関係を築くことで支援内容が変化していく点も面白いところなのではと思います。

松原さん(公益社団法人 京都市身体障害児者父母の会連合会)

入居者の方々は認知症が多いですが、それ以外にも既往歴・生活歴等,人それぞれ性格や好みが違います。ほぼ毎日顔を合わせていても喋る事や行動は毎日違っており「えっ。何でそうなるの。」と驚く事もしばしばあり、予想出来ない言動に思わず笑ってしまう事もたくさんあります。 そして長い間関わる事で信頼関係が構築されます。あまり笑わない方が笑ってくれたり、ほとんど喋れない方が言葉を発してくれたりすると嬉しいし、その方の違う一面を見つけるのは面白いです。職員間でも色々と意見を交換して、話し合いが出来るのも楽しいと思います。

須野さん(社会福祉法人 市原寮)

絶対はない。私はこう考えていてこれが面白いところであると思っています。難しく聞こえるかもしれませんが、常に最善を考えながら取り組んでいける事は面白いことではないかなと思います。考え方や思いが人それぞれの中、どのように汲み取ってどのように伝えていくかを常に考えることのできる仕事だと思います。「正解があっては面白くない」ではないですが、探求できる楽しさがあります。

後藤さん(社会福祉法人 マイクロ福祉会)

歌を歌うのが好きで、学生の頃も軽音楽でボーカルをしていました。レクリエーションでのカラオケで時々歌わせていただくのですが、手拍子をしながら一緒に歌い、すごく喜んで下さいます。

平田さん(社会医療法人 美杉会)

福祉の仕事で面白いところは、たくさんの個性のあるご利用者を始め関係者との出会いに充実感を味わえます。自分の物差しで見るのではなく、いろんな方向から見ることの大切さを学べます。恐らく、福祉の仕事をしていなかったら知ることの出来なかった多種多様な生き方(人生)を知ることがこの仕事の面白さだと思います。

松本さん(社会福祉法人 南丹市社会福祉協議会)

介護分野です。高齢福祉では、施設・デイサービス・ホームヘルプ等で「人生のノウハウ」を学ばせていただき、障害福祉では24時間介護体制の地域生活支援の中で「障害を持って地域で生きる工夫」を学び、共に考え「誰もが地域で生きやすい社会を目指す活動」を学んでいます。高齢福祉も障害福祉も『自分の人生に深く関係』しているところにやりがいを感じています。

川村さん(特定非営利活動法人 えがく)