先輩インタビュー~福祉の星~

福祉の仕事の面白いところは?

個々人のいろいろな可能性を見出せるところです。介護は食事、排泄、入浴等の身の回りのことをお手伝いするだけではありません。今、この時代を生きておられるご入居者の人生をいかに楽しく充実して過ごしていただくかを考える大切な仕事でもあります。その方の力を活かすためにみんなで考え支えることで、気持ちが動き、ご自身でも思わぬ力が出る時、私たちも共に嬉しくなります。どうすれば、ご本人の力や笑顔が引き出せるのかチームのみんなで考え、実行します。その計画が成功した時はご本人だけでなく、支えるチーム全員で喜びを分かちあうことができます。介護という仕事はほんとうにおもしろいと心から思える瞬間です。

河島さん(社会福祉法人 京都社会事業財団 ライフ・イン京都)

様々な利用者と密なコミュニケーションがとれる事だと思います。利用者様は施設で生活されており、職員はその生活に深く関わる事になります。そのため、利用者様との間には、他の職業でのお客様と店員という関係ではなく、人と人との深い関係性がうまれます。私は以前、接客業や事務業をしてきましたがこれほどまでに人と深く関われる仕事はありませんでした。価値観の違い等で意見が合わないこともあります。 しかし、それ以上に分かり合えることはすばらしいことだと私は思います。

杉村さん(社会福祉法人 積慶園)

やっぱり子ども達の成長を間近で見られることですね。 2歳児の担任をしていた時のことなのですが、4月当初はまだ多くの子どもが着替えが自分自身では出来ないんです。初めは洋服を保育教諭の元に持ってきたり、腕が袖から抜けなくて泣いたりして、できないことをアピールするんです。それが夏ごろになると「やって!」「てつだって!」ってしてほしいことを言葉で伝えられるようになってきて、1年が終わるころには「みててな!」って自分で着替えられることを得意げに見せてくれるんです。  どういう関わりをしたら子どもの成長につながるか試行錯誤しながら、成長していく姿を一番近くで見られるところが面白いですね。

杉本さん(社会福祉法人 宇治福祉園)

保育の仕事をしていておもしろいと感じることは、日々の保育はもちろんですが、子どもの成長を感じられた時です。少しずつ声をかけて伝えていたことが伝わって変わってきている姿や、絵画などで生き生きとした絵を描くようになったり、お友だちに対しての対応の変化などに驚かされます。毎日同じように遊んでいるように見えても子どもなりによく考えているのだなぁと感心させられます。“自分だけ”ではなく、集団で過ごしていることで学ぶこともたくさんあると思います。 楽しいことだけでなく、葛藤やトラブル、苦戦することもありますが、乗り越えた時の子どもの自信のついた姿もすごく成長を感じます。

畑中さん(社会福祉法人 樫原福祉会)

デイサービスは、その日のお客様やご用意したレク、イベントによって、毎日その日のフロアの雰囲気が違うところです。その場でしか味わえない思い出ができます。ショートステイは、一人のお客様にじっくり向き合うのでサービスの質を追求しやすいと思います。数年にわたってお客様とご一緒している先輩は、長期的な変化も理解した上でケアを行っています。 それと、お客様から自分が生まれるずっと前の頃の、全く知らないお話をお聞きできることも新鮮で面白いです。長く生きてこられたお客様がお話されることは、やはり達観しているなぁと感心させられることが多いです。

長野さん(株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ)

利用者様が今どうしたいのか、今からどうするのかなど、相手の行動一つ一つで判断し、準備や対応を考えることや、訴えられる事にどの様に返答、行動すれば安心されるのかを考え、それで安心され過ごされる事にやりがいを感じます。又、プライベートでも自然に誰にでも助けを必要とされている方に接したり、体調を崩された人の緊急時の対応など、職場以外でも使える事がたくさんあります。

北窪さん(社会福祉法人 和光会)

一人ひとり同じところはひとつもないですし、いろいろなお話を聞かせていただき、とても勉強になります。毎日時間を一緒に過ごしていても予想できない言動があったり、急に冗談を言われたりと笑ってしまうこともよくあります。新たな発見もあり、人と人との関係は面白いものだと改めて感じます。

清水さん(社会福祉法人 浄山会)

毎日が違い、毎日新たな発見があるところです。同じメンバー、同じ作業の流れではありますが、利用者さんとのかかわりは毎日違います。大切なこともたくさんありますが、一日一日の積み重ねで、できることが増えた時の喜びはとても大きなものです。

名倉さん(社会福祉法人 松花苑)

毎日が、同じことの繰り返しではないので日々様々な事に対して勉強が出来る所、様々な生活歴を送ってこられた高齢者の方々と接する事です。お孫様の様に私を可愛がってくださったりする事が、福祉の仕事をしていて面白い部分だと思います。

小田さん(国民健康保険山城病院組合)

福祉の仕事は色んな人に出会える職場です。人との出会いが高齢者の方から自分の経験の中では知ることのできないお話を聞いたり、他事業所や他職種との繋がりで知識を高める事ができます。自分の発想にない人との出会いは「なるほど!面白い!」といつも感じています。

上田さん(社会福祉法人 亀岡市社会福祉協議会)