先輩インタビュー~福祉の星~

しんどいことはどんなこと?

介護をしていてしんどいことはと聞かれると、やはりご入居者とのお別れの時です。 日々の介護でも言えるのですが、特に看取り期になると「この方に何をしてさしあげたら良いのだろう」と色々考えます。亡くなられた後「本当にこれで良かったのだろうか」「もっとこうしてあげたら…」と思ってしまいます。介護する方は一人一人違うからこそ、その方にあった介護ができるよう、努力しています。

小笹さん(社会福祉法人 京都社会事業財団 ライフ・イン京都)

私が未経験で入職して一番しんどいと感じたことは、自分が行っている業務や日々のケアが正しいのだろうか、間違ってはいないだろうかと疑心暗鬼に陥ることでした。入職してすぐは誰しもが分からないことだらけで、それが当たり前だと思います。自分だけで悩み、抱え込まず、先輩職員や同僚に気軽に相談する、研修に参加することによって見えてくる道があるはずです。自分はそう思うようになってから肩の荷が下りて気兼ねなく仕事に向き合えるようになりました。

山下さん(社会福祉法人 京都社会事業財団 介護老人福祉施設 にしがも舟山庵)

 ヘルパーをしていて1番しんどいと感じる事は、気温や気象の変化です。 個人のお宅へ訪問させて頂くので、暑くても寒くても、雨や雪でも外移動が必須です。(だいたいは自転車かバイク)そのため、初めの頃はバイクにも慣れておらず、雨・風がかなり怖かったです。又、夏は暑さにバテバテでした。  けれども、先輩方と話し合い、慣れるまでは移動時間を多くとってもらったり、暑さ・寒さ対策のアドバイスをもらい活用して乗り越えています。  雨対策のレインウェアは、会社より支給してもらえるので重宝しています。

大槻さん(株式会社 銭形)

利用者様との関わりの中で、相手の立場に立って考え行動する事の難しさを改めて実感しております。同じ障害をお持ちでも、その人となりは全く違いますし、会話の仕方、行動、伝え方すべてにおいて、個別に対応する力が求められます。分かりやすく伝えた方が良い方もいらっしゃいますし、的確に端的に伝える方が分かりやすい方もいらっしゃいます。その見極めがとても難しいです。客観的に物事を見る事の難しさが自身を成長させることでもあり、難しさでもあります。

山本さん(医療法人 三幸会)

訪問介護事業所で働き半年ほどですが、真夏日に利用者宅までの移動や買物での外出などで日差しを浴びる事も多く、熱中症にならないようにこまめな水分補給をこころがけていましたが、体調がすぐれない日もありました。今からは冬の寒い日がやってきますので、体調を崩さないか心配しています。また、日焼け予防をしていなかったので、何年かぶりにしっかり日焼けをしていました。ふと日焼けした自分の手を見て、少し健康的になっている気がしました。

大切さん(公益社団法人 京都保健会)

体力的なしんどさは、おそらく福祉のどこの職場でもあると思います。仕事で体力を使う分、休日はしっかり体を休めるようにしています。また、私自身まだまだ経験不足のため、利用者さんが予想外の行動をとったときにうまく対応できないことがあります。先輩の職員さんに助けていただきながら対応しています。大変なこともありますが、日々学びながら仕事をしたいと思っています。

福井さん(社会福祉法人 なづな学園)

体力的にしんどい事はまったくありません。 ユニットケアで入居者様10名、他職員と協力して入居者様の介助を行うので、精神的にも1人で抱え込まない安心感があり、それが入居者様に対して質の良い介助が行えている理由だと思っています。忙しくて1人バタバタしていると、どうしても質の悪い介助になります。入居者様、家族様に対して満足してもらえるよう、職員同士で連携する事は自分にとっても、大切な事です。

吉田さん(社会福祉法人 京都紫明福祉会)

私は小柄なので、体格のがっちりした男性のご利用者様の介助に大変さを感じています。ただ、身体の使い方やしっかりとした介護の技術を身につけることで、克服できました。 あと、私は書類作成が苦手です。介護の仕事は意外に書類を作ることが多く、しんどいな、苦手で嫌だなと思っています。今は、積極的に書類を作成する、先輩の文章や書類を見て学ぶ等、少しずつ克服できるように頑張っています。

河村さん(社会福祉法人 柊野福祉会)

グループホームで働いている上でしんどい事は正直ありました働き始めの時は何をするにしても無知の状態で、日々覚えることが多かったですし、実家暮らしの私は料理や洗濯もほとんど両親にしてもらっていたので、何度も失敗をしました。ですがそれでも私がめげずに頑張れたのはスタッフの支えがあったからです。ケア21のスタッフは失敗しても、優しくサポートして下さいます。業務面だけでなく、精神面でもフォローしてくださるチューターがいるので、しんどくても、頑張ることができました。

五十嵐さん(株式会社 ケア21)

夜勤や早出など勤務形態が不規則であり、自分自身の生活リズムも変わる事から慣れるまでは身体的にもしんどい面はあります。しかしすぐに慣れていき、逆に勤務形態が不規則だからこそ他業種と比べて、休みや自分の自由の時間が多いと思います。他に、介護、対人援助ということで身体的にも精神的にもしんどい面はあります。しかしそこはチームケアだからこそ他の職員とフォローしあい助け合いながら働いています。

薮下さん(社会福祉法人 洛西福祉会)