先輩インタビュー~福祉の星~

前職と比べてどう?

以前は営業職でした。工場等を訪問し、注文を聞いたり、納品したりする工業製品の商社でした。打合せや会議など、日々忙しく仕事をしておりましたが、営業所が閉鎖になり福祉業界へ転職いたしました。右も左も全く分からず仕事を始めましたが、慣れてくると利用者様それぞれの個性や習慣などが見えてきて「楽しいな」「こんな風に思われるのか」など、新しい発見が増えてきました。 新しい事が分かるとどんどん仕事が楽しくなるので、是非とも興味をもっておられる方は、一歩踏み出して欲しいです。

長野さん(医療法人 三幸会)

前職からサービス業に従事していましたが、介護業界のサービス業というのは一言でいうと「深い関わり」だと思います。生活をサポートする仕事なので、入ってきてほしくない領域にも介入しなければならないことがあり、理解して頂くことに時間を要する事もあります。辛いと感じる事も時にはありますが、喜怒哀楽をともに分かち合い、お気持ちを察し、傾聴・受容・共感するという仕事は他の仕事では味わえないものだとつくづく感じます。

榎本さん(社会福祉法人 市原寮)

今まで就いてきた職種もすべてサービス業ですが、この職場に入るキッカケとなった派遣会社の方から「介護は究極のサービス業」だと言われました。お客様にサービスを提供してお給料を頂くサービス業。大きく言うと介護の仕事もサービス業なのかもしれませんが、私は実際に介護の仕事を始めて、以前聞いた「介護は究極のサービス業」と言う言葉を思い出し、本当にこの仕事は究極のサービス業なのではないかと感じます。  理由は、私達職員がお客様に行う食事・入浴・排泄の介助などのサービスは、お客様一人一人の“生活”となるので、商品を販売したり、マッサージなどの一時的なサービスを提供するサービス業とは異なり、お客様たちのこれからをどう過ごしていきたいかという“未来”をも一緒に考えさせてもらえる仕事だからです。

橋本さん(社会福祉法人 十条龍谷会)

前職は子供の知能教育をする教室の講師をしていました。幼児や小学生の子供たちと一緒に考えたり、覚えたり、応用したりと変化に富んだ日々でした。 子供たちの成長の早さと活気に私の方が教えられることが多かったと思います。一方、今の職場は大人ばかりで、精神の病を持った方々と180度違った環境で驚くことばかりでした。なかなかそれぞれの病気のことが理解できず会話がかみ合わないことも多かったと思います。今は少しずつですが、話されることも行動も受け止められるようになってきたかなと思います。皆さんから学ぶことや教えられることが多く今の職につけたことをありがたいと思う日々です。

千葉さん(特定非営利活動法人 洛南福祉会JACS)

以前は、営業をしてましたが、対面であるとはいえ、人対人と言うよりも人対ノルマの様な感じでした。介護は、自分の行った事に対しての利益は生じないけれども、人対人の職場なので温かみを感じます。「ありがとう」と笑顔で言っていただけることが直に伝わるので、頑張ろうと素直に思えます。

下山さん(社会福祉法人 大原野福祉会)

前職は企業に勤めるサラリーマンでした。会社や仕事内容を通しての人間関係はあったものの、その場ではじっくりと人生を思ったりすることはありませんでした。今は日々支援するということの難しさと奥深さを感じるものの、メンバーの生活の場を見守ることで、自分自身も生活を営んでいるという実感があります。AI化が進む中で、人と人のかかわりの大切さを見守る仕事は、今後もっと必要性を迫られるものになると感じております。

堀江さん(社会福祉法人 京都光彩の会)

前職は自動車業界にて、民間車検工場でメカニックや自動車販売などの営業職を三年間勤めていました。昔から車が好きで望んで始めた仕事でした。メカニックでは車と向き合い悩みながら仕事をしていました。お客様にとって大切な車を預かり、お金が掛からないように、尚且つミスなく早く納車が出来るように頑張っていました。けれども故障個所を車は話してくれません。そして納車を待つお客様。色々な重圧やプレッシャーがありました。営業職では、お客様から可愛がって頂けましたし、話すのもとても好きでした。 以前から社交的な性格の自分で前職にて営業職もしておりましたが、現在、福祉という全く違う業種においても、ご利用者の話し相手になっていること、それが仕事になっていることが不思議な感じがしています。ご利用者の人生に寄り添い、一緒に笑いながら働くことが出来ています。人生経験が長い分、色々な話を聞け、自分自身、日々勉強させて頂いています。

上山さん(社会福祉法人 成相山青嵐荘)

私の前職は小売業のスーパーマーケットでした。小売業と大きく違うと感じる部分は、成果が直ぐに現れず、見えにくい、という所でしょうか。売り出しや値下げなど、起こしたアクションに対しての結果が直ぐに数字に表れる小売業と違い、福祉のお仕事は利用者様やケアマネージャーとの信頼関係、サービスの質の向上など、じっくりコツコツと日々の積み重ねで結果が出ることも多いと感じています。また、福祉関係の仕事は規則で決まった人数の職員体制での運営が基本である為、週2日の休みは確保されており、事前に申し合わせてシフトを作成し、連休を取って旅行に行くことも可能となりました。 小売業に勤めていたときよりもプライベートはとても充実しています。

大八木さん(株式会社 ピナクル)

元々は、営業や販売など、主にサービス業でした。福祉の仕事はサービス業でもありますが、対人の仕事で、大きな違いは人との接し方にあると思います。営業の時は、言葉の端々のちょっとした表現で上げ足を取られることもあり、言葉を選び、言葉の最後の言い方に特に注意を払っていました。福祉分野での人との接し方は、「ノンバーバルコミュニケーション」(言葉以外のコミュケーション)が重要です。裏を読んだりせず、尊重の気持ちで、心から「ぶつかっていく」感じです。私にとってはストレスを感じない接し方だと思います。

松岡さん (株式会社 ハーフ・センチュリー・モア)