先輩インタビュー~福祉の星~

前職と比べてどう?

私の前職は伝統工芸品を製造する仕事で、20年間その仕事に携わっていました。そして今の福祉の仕事に転職しました。まったく違う仕事ではありますが、1つ1つの作業工程を極めていくことは、伝統工芸の仕事も介護の仕事も変わりないと思います。また工芸ではお客様、福祉では利用者の方と。人に喜んで頂く仕事をするということも共通している事だと思います。

八木さん(株式会社 サポートセンターめぐみ)

決して華やかとは言い兼ねますが、「ありがとう。」という言葉の意味を、より深く染み入る事が出来る業界だと思います。私はかつて接客・販売に携わり、お客様から「ありがとう。」の言葉、自分の日々の成長を導いて下さる先輩スタッフに伝える「ありがとう。」の言葉、育成に関わった新しいスタッフの「ありがとう。」の言葉。「ありがとう。」の真意を実感しています。前職では得ることが出来なかった喜び、成長は現職、介護職ならではです。

大栗さん(医療法人社団 育生会)

前職はサービス業に就いていました。食事に関わる仕事をしていましたので、食は生命に必要不可欠であると思って働いていました。福祉業界でもそれは同じであり、その人らしい生活を送れるように支援をしています。人と人とに関わりを大切にすることは、職種が違っても同じだと思います。

池田さん(株式会社 かんでんジョイライフ)

福祉系の大学を経て、一度は福祉業界に就職しましたが、自分のやりたいことが他にもあったので1年程で辞めてしまい販売職や営業職に就きました。しかし、日々のノルマに追われたり実績によって毎月の給与も変動したりしました。一度は離れた福祉の仕事ですが、安定した生活が得られることが自分には合っているのではないかと思っています。

西川さん(社会福祉法人 美山育成苑)

以前は営業職でした。工場等を訪問し、注文を聞いたり、納品したりする工業製品の商社でした。打合せや会議など、日々忙しく仕事をしておりましたが、営業所が閉鎖になり福祉業界へ転職いたしました。右も左も全く分からず仕事を始めましたが、慣れてくると利用者様それぞれの個性や習慣などが見えてきて「楽しいな」「こんな風に思われるのか」など、新しい発見が増えてきました。 新しい事が分かるとどんどん仕事が楽しくなるので、是非とも興味をもっておられる方は、一歩踏み出して欲しいです。

長野さん(医療法人 三幸会)

前職からサービス業に従事していましたが、介護業界のサービス業というのは一言でいうと「深い関わり」だと思います。生活をサポートする仕事なので、入ってきてほしくない領域にも介入しなければならないことがあり、理解して頂くことに時間を要する事もあります。辛いと感じる事も時にはありますが、喜怒哀楽をともに分かち合い、お気持ちを察し、傾聴・受容・共感するという仕事は他の仕事では味わえないものだとつくづく感じます。

榎本さん(社会福祉法人 市原寮)

今まで就いてきた職種もすべてサービス業ですが、この職場に入るキッカケとなった派遣会社の方から「介護は究極のサービス業」だと言われました。お客様にサービスを提供してお給料を頂くサービス業。大きく言うと介護の仕事もサービス業なのかもしれませんが、私は実際に介護の仕事を始めて、以前聞いた「介護は究極のサービス業」と言う言葉を思い出し、本当にこの仕事は究極のサービス業なのではないかと感じます。  理由は、私達職員がお客様に行う食事・入浴・排泄の介助などのサービスは、お客様一人一人の“生活”となるので、商品を販売したり、マッサージなどの一時的なサービスを提供するサービス業とは異なり、お客様たちのこれからをどう過ごしていきたいかという“未来”をも一緒に考えさせてもらえる仕事だからです。

橋本さん(社会福祉法人 十条龍谷会)

以前は、営業をしてましたが、対面であるとはいえ、人対人と言うよりも人対ノルマの様な感じでした。介護は、自分の行った事に対しての利益は生じないけれども、人対人の職場なので温かみを感じます。「ありがとう」と笑顔で言っていただけることが直に伝わるので、頑張ろうと素直に思えます。

下山さん(社会福祉法人 大原野福祉会)

前職は企業に勤めるサラリーマンでした。会社や仕事内容を通しての人間関係はあったものの、その場ではじっくりと人生を思ったりすることはありませんでした。今は日々支援するということの難しさと奥深さを感じるものの、メンバーの生活の場を見守ることで、自分自身も生活を営んでいるという実感があります。AI化が進む中で、人と人のかかわりの大切さを見守る仕事は、今後もっと必要性を迫られるものになると感じております。

堀江さん(社会福祉法人 京都光彩の会)

前職は自動車業界にて、民間車検工場でメカニックや自動車販売などの営業職を三年間勤めていました。昔から車が好きで望んで始めた仕事でした。メカニックでは車と向き合い悩みながら仕事をしていました。お客様にとって大切な車を預かり、お金が掛からないように、尚且つミスなく早く納車が出来るように頑張っていました。けれども故障個所を車は話してくれません。そして納車を待つお客様。色々な重圧やプレッシャーがありました。営業職では、お客様から可愛がって頂けましたし、話すのもとても好きでした。 以前から社交的な性格の自分で前職にて営業職もしておりましたが、現在、福祉という全く違う業種においても、ご利用者の話し相手になっていること、それが仕事になっていることが不思議な感じがしています。ご利用者の人生に寄り添い、一緒に笑いながら働くことが出来ています。人生経験が長い分、色々な話を聞け、自分自身、日々勉強させて頂いています。

上山さん(社会福祉法人 成相山青嵐荘)