若手職員からのメッセージ115
Weekly福祉の星 粟辻さん(社会福祉法人 京都府社会福祉事業団)
様々な児童関係の施設でボランティアやアルバイトをしており、そのうち、もっと長期的にしっかりと子どもたちと関わりたいと思ったためです。
子どもの成長を肌で感じることができます。
疲れていても、子どもの笑顔を見ると、「まだがんばれる。」と思えることが、児童養護施設で働くことの魅力だと思います。
やんちゃで、私がなかなかうまく話が出来なかった子に、根気よく話をする日々を続けていると、ある時こちらの思いをしっかり聞いてくれたことが一番印象に残っています。努力が報われることばかりではないですが、こうした積み重ねが大切だと感じる瞬間でした。
私が働いているのは児童養護施設ですが、福祉という仕事は誰かの育ちや人生に携わる仕事だと思います。成長などの良い面が見られることばかりではなく、一方でその児童の課題と向き合わないといけないこともあり、難しい仕事ではありますが、一人ひとりに真摯に向き合っていくという姿勢をもって、一緒にがんばっていけたらと思います。