若手職員からのメッセージ137
Weekly福祉の星 梅澤さん(社会福祉法人 健光園)
支え合って暮らす祖父母や、地域のための活動をする家族の姿が身近にあり、自分も誰かの役に立てること、誰かを笑顔にして自分も笑顔になれるような仕事をしたいと思うようになった。
「ありがとう」という言葉を聞いた時や笑顔を見ることができた時に、やりがいを感じる。
何度も体調を崩されては、毎回乗り越えてこられた100歳を超える方の看取りを行った時のこと。私は、その方の声も聞いたことがなく、知らないことも沢山ありました。ベテランの職員などから話を聞いたりするなかで、「生きる」ことに強い思いをもっておられたことも知りました。最後の時も最後まで「生きよう」としておられるように見えたことを覚えています。一人ひとりに長い人生があるのだと、改めて実感し、その一部分に自分も関わらせて頂けるということがすごい事だと感じました。
「人」と対する仕事であり、思うようにいかないことは多く、しんどいな、辛いな、悔しいな、と思うことも沢山あります。しかし、当たり前のことを大切に思えたり、少しの変化に心から喜べる瞬間や笑顔の素晴らしさを感じる場面も沢山ある仕事だと思います。