若手職員からのメッセージ158
Weekly福祉の星 谷口 さん(一般財団法人 長岡記念財団)
介護に対して「きつい、しんどい」とよく耳にしていましたが、ある番組で海外の方が現場で嫌なそぶりもなく、一所懸命に業務に励んでいる姿を見て、「ただの噂だったのか、実際の現場はどうなのだろうか?」と興味を持ち、見学を通して目で確かめたところ悪い印象がなく、自分も頑張ってみたいと思いました。
介護以外の場面ですが、行事やグループワークの内容を考え、作り上げていくことです。ご利用者さまに楽しい時間を過ごしていただくためにはどのようなものが適切か、とチームで考え、取り組んでいき、完成したものを提供した時、そしてご利用者さまの笑顔を見た時にやりがいを感じます。
私は現場で一番気をつけていることは「言葉遣い」なのですが、ある日初めてご利用者さまに「綺麗な言葉を使うね」と驚かれた時には、心の中でガッツポーズをとりました。
「きつい、しんどい」と聞いていましたが、実際に働いてみると皆さんと協力し合うため、色んな面で負担が少ないと感じています。やはり現場に入らないと分からないことがいっぱいだと思います。経験が無い、資格が無いなどと心配せず、まずは気軽にこの業界に触れてみて、そこから何かを感じ、見つけ出していただけたらと思っています。