若手職員からのメッセージ263
野球をきっかけについたこの仕事で、いろいろなやりがいを見つけました
Weekly福祉の星 小谷さん(社会医療法人 美杉会)
私が介護職をしたいと思ったきっかけは野球からです。沢山の方が応援してくださり、その方々が将来困ったときに私は何ができるだろうかと考え、この仕事を選びました。また、野球のチームメートと一緒に施設へボランティアに行った時に、笑顔で楽しそうに働いているスタッフに感銘を受けました。
利用者さんの生活に携わることが出来るからです。『もう一度、桜が見たい』『水族館に行きたい』『一人で歩きたい』など、色々な思いがある利用者さんと楽しく生活がおくれ、考えたり、悩んだりして実践しています。時には挫けることもありますが、利用者さんの『ありがとう』の言葉にやりがいを感じます。
『もう一度、自分でトイレに行きたい』という利用者さん・ご家族様の思いを実現しようと、たくさんのスタッフと話し合い意見交換をしながら取り組みました。今ではおむつではなく、トイレに行けるようになっています。その姿を家族様と共に喜んでいる利用者さんの明るい表情が心に残っています。
知識も福祉への関わりも特にありませんでした。最初は何をしたらよいのかもわからず悩んだこともありましたが、利用者さんの笑顔や楽しい表情が、自分の楽しみになりました。相手の気持ちを考え、何に取り組むべきかを学べたのがこの仕事です。皆さまも介護福祉の業界で色々なことを経験し学んでいただけたらと思っています。私たちの周りの人たちを笑顔にできるよう私たちも笑顔で頑張っていきましょう。