若手職員からのメッセージ329
利用者さんと楽しみを共有できることに喜びを感じます
Weekly福祉の星 松原さん(社会福祉法人 修光学園)
福祉に興味を持ったのは、高校の担任の先生に「あなたは福祉の仕事に向いていると思うよ」と言われたのがきっかけでした。その後大学で福祉を学び、座学や実習を通してこの仕事に就きたいと思うようになりました。きっかけはほんの小さな一言でしたが、そのおかげで今の私があります。
一緒に外出をして余暇を過ごす時に見せて下さる笑顔、「楽しいね」「また一緒に行きたいな」という言葉、表現の仕方は人それぞれですが、その気持ちにいつもやりがいを感じます。中には何年も前の出来事を覚えてくれていて「あの時〇〇行ったね。楽しかったね。」と何度も仰って下さる方もいて、利用者さんと楽しみを共有できることに喜びを感じます。
気持ちの波が激しく、コミュニケーションを取るのが難しい利用者さんがいました。なかなかうまく関係が築けず、私の存在すら認めてもらえていないのではないかと悩んでいた3年目のある日、ふと私の名前を呼んで下さったことがありました。ほんの些細なことですが、今までの関わりは決して無駄ではなかったのだと強く感じ、その瞬間がずっと心に残っています。日々の関わりを大切にしていこうと改めて思わせてくれた出来事でした。
福祉の仕事は、人との繋がりを通して、自分自身も成長できる場だと思います。時に辛いことやしんどいこともありますが、それ以上にやりがいや喜びを感じることができます。自然と笑顔になれる、こんな素敵な仕事は他にはありません。ぜひ共に働きましょう!