若手職員からのメッセージ45
Weekly福祉の星 後藤さん(社会福祉法人 十条龍谷会)
祖父の最期に立ち会った時に、人が衰弱していく姿をみて怖いと思い声をかける事すらできませんでした。その事を悔やんでいるので、まだ元気な祖母や両親の最期に立ち会う際にすこしでも安らかに逝けるようにと思いました。
お客様の事をどんどん知れるので、話が沢山出来る時。冗談を言い合って笑いあう時もあれば、口げんかをする時もあるが、距離間はすごく縮まっているように感じられる。ちょっとした普段の変化を発見するだけでも嬉しい。
1年目の時に、失恋しました。翌日が夜勤で普段と変わらず業務をしていたのにあるお客様が夜中に「どうしたん?悲しそうな顔して」と私の肩をさすってくれました。私は笑いながら「失恋してん」と話すとそのお客様は小さな身体で一生懸命私を抱きしめてくれました。何も話さないのに、何か感じ取ってくれたんだと嬉しかったし、偉大さを感じた。
身体的にも精神的にもしんどい時は多々あります。でも一緒に過ごしていきたいと思える素敵な方、笑顔が沢山あるので、何とかなっちゃいます。