若手職員からのメッセージ562

ともに歩んでいく寄り添う心を持っていれば大丈夫です

Weekly福祉の星 橋本さん(社会福祉法人 青谷福祉会)

※法人情報はこちらからご覧ください

福祉の仕事を選んだきっかけは?

答え

学生の頃、とくにやりたいこともなくダラダラとスーパーマーケットの店員をしていました。その当時からお客様に「ありがとう」と言ってもらえることがとても嬉しく、自信にも繋がりました。そして、就職活動の際に「ありがとう」と笑顔が溢れる職業とはなんなのかを考えました。色々あるとは思いますが、自分の性格に合うのではないかと、福祉の世界を選びました。

今までに一番心に残っている出来事は?

答え

看取りの入居者さんのケアをしたことです。少しでも長く生きていてもらいたいという想いがあったのですが、食べたくないのに無理に食事を勧めたりすることはその人の決定権を無視することになります。何より苦しむために最期の時まで生きていくのはおかしいと考えなおすようになりました。ある入居者さんの話なのですが、いつも日課でシルバーカーをおしてバルコニーの内側から夕陽を拝んでおられました。ある程度のことは自分でできていたのですが、年齢と共にできないことが増えていきました。やがて「ご飯を食べたくない」と自分の堅い意志で食事を食べなくなりました。身体は弱っていき、自分で動くことができなくなり、やがて看取り期に入りました。その方が旅立たれる前日に、いつもの場所で夕陽を拝んでもらうサポートを行なうことができました。残念ながらその方は旅立たれたのですが、充実したなんともいえない気持ちになりました。

未経験でもやっていける?

答え

未経験でもやっていけます。私自身、実務者研修も受けておらず、全くの未経験でこの世界に入りました。私の施設ではプリセプターシップ制度というものがあります。入職していきなりケアやサポートを「はい、やってください」ということはありません。0から丁寧に教えてもらいました。

これから福祉業界での就職を目指す方へのメッセージ

答え

無資格未経験で介護の世界に飛び込んできましたが、非常にやりがいがあり笑顔が溢れる職業だと思います。毎日が同じではなく、日によって違う顔、同じことをしても違う反応、そこが人の難しさであったり楽しさであったりします。また、職員間であってもひとりひとりの考え方が貴重なアイデアになったり、サービスをより向上させられる意見になったりもします。人が相手になるので難しい部分は多々ありますが、無資格であろうと未経験であろうと、ともに歩んでいく寄り添う心を持っていれば大丈夫です。

 福祉の星 一覧に戻る