若手職員からのメッセージ594
利用者さんと関わりながら、どうしたらいいか一緒に考えていく作業が楽しいです。
Weekly福祉の星 高瀬さん(社会福祉法人 京都光彩の会)
※法人情報はこちらからご覧ください福祉の仕事で感じるやりがいは?

私の場合は、利用者さんと関わりながらどうしたらいいか一緒に考えていく作業が楽しいです。大変なこともありますが、利用者さんや関係機関の方から教えてもらうことも多くて、新しい発見が何かしらあります。 あとは、関わらせていただいた当事者の方が生きいきと暮らしておられる姿を見ると、関われてよかったと充実した気持ちになれます。「私は幸せなので、相談はもう大丈夫です」と言われたら最高だな、と思います。
今どんな仕事をしている?

私は地域生活支援センターで相談員をしています。どんな仕事かと言いますと、利用者さんのご希望や困りごとを聞いて、どうすればいいか一緒に考え、取り組んでいく仕事です。制度やサービスに繋ぐことはもちろんですが、インフォーマルなあらゆる社会資源を使って希望する生活に近けられるように方法を考えていきます。それにあたり人や機関の間をつなぐこと、うまく連携していけるように調整していくことも相談員の役割だと思っています。
仕事の中で大切にしていることは?

相手のいいところをたくさん見つけることです。誰でもそうだと思うのですが、自分のできないところばかり言われるのってなかなかしんどいことなので、できているところ・頑張っているところもきちんと伝えていきたいと思っています。 後は無理をしないことです。ある当事者の方と「〝ええ加減〟というのはいい言葉だね」と会うたびに話していることも影響していると思うのですが、利用者さんも自分も無理をしすぎていないこと、仕事の中にも楽しみを作ることが大切だと思うようになりました。
これから福祉業界での就職を目指す方へのメッセージ

福祉の業界を選んでくださってありがとうございます。大変なこともありますが、やりがいも面白味もそれ以上に多い仕事だと思います。一人で頑張るのは大変なので、なるべく助けを求めて、多くの協力者をつくってください。この仕事に関わって良かった、と思ってもらえたら嬉しいです。