若手職員からのメッセージ641

異なる意見が生まれることが、チームケアの何よりの強みだと感じます。

Weekly福祉の星 長野さん(株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ)

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今までに一番心に残っている出来事は?

答え

私自身は長くご一緒したお客様ではありませんでしたが、初めて看取りのケアの場を経験し、長くケアを担当された先輩方が涙されていた姿がとても心に残っています。  介護は日常生活やしたい事を、例え手を借りたとしても自分でできたという喜びを感じて頂く、ご自身でできることを奪わないという自立支援の考え方が基本となります。自分の人生を自分で意思決定し、主体的に生きるという尊厳を守ることを大切にし、そのお手伝いをします。「その人にとって満足のいく人生とはどのようなものか?」を日々、試行錯誤を重ね、お客様と向き合い続けます。しかし、老いるとはできないことが増えていくということでもあり、懸命に考えてもケアが実らないこともあります。やりがいについて考えこんでしまう時もあります。そうした中でお客様の時間と幸せと、最後まで真摯に向き合い続けていた先輩方の姿が心に残っています。

福祉の仕事の面白いところは?

答え

デイサービスは、その日のお客様やご用意したレク、イベントによって、毎日その日のフロアの雰囲気が違うところです。その場でしか味わえない思い出ができます。ショートステイは、一人のお客様にじっくり向き合うのでサービスの質を追求しやすいと思います。数年にわたってお客様とご一緒している先輩は、長期的な変化も理解した上でケアを行っています。 それと、お客様から自分が生まれるずっと前の頃の、全く知らないお話をお聞きできることも新鮮で面白いです。長く生きてこられたお客様がお話されることは、やはり達観しているなぁと感心させられることが多いです。

仕事の中で大切にしていることは?

答え

「その方に適したサービス、正解は一つだけではない」ことです。福祉の分野で働く方は、人のために頑張りたい、笑顔になってほしいという気持ちや正義感がとても強い方が多いですが、違う人間であれば正しさも人それぞれで、全て間違いではありません。お客様の状態によっても変わってきます。日々、夕礼でチームのメンバーで方向性を話し合い、深めます。  最も大切だと思うのは、スタッフ一人ひとりの感性です。気づき、お客様の様子や表情を観察する視点、優しさや思いやりは人生経験の中で培われたその人にしかない貴重なもので、行き届いた細やかなサービスには欠かせません。経験の長い先輩から出てくる言葉は、はっとさせられるものばかりです。異なる意見が生まれることが、チームケアの何よりの強みだと感じます。

これから福祉業界での就職を目指す方へのメッセージ

答え

就業前はその仕事が自分に合っているのか分からないし、不安もあるかと思います。でも、ここまで人のために熱くなれるのだと驚く経験が必ずできると思います。少しでも興味があれば、ぜひおすすめします。  勿論うまくいく時ばかりではありませんが、介護の世界は奥が深く、心を尽くしたお客様とのやりとりでしか味わえない大きな感動は、ぜひ一度味わってみていただきたいと思います。

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