若手職員からのメッセージ657

少しずつその方を理解していくことで新たな発見や関係性を築くことができるなど学べることも多くあります。

Weekly福祉の星 井淵さん(社会福祉法人 京都福祉サービス協会)

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福祉の仕事で感じるやりがいは?

答え

日々の関わりの中で今までは気付けなかったその方らしさや新しい一面などを引き出していけることが、この仕事のやりがいだと私は感じています。 その人らしさは様々な場面で見ることができます。四季折々の行事やお祭り、幼稚園の子供達とのふれあいなど、普段と違う環境だからこそふとした場面で見えるものがあるように感じています。特別養護老人ホームは特に生活の場という認識があり、そうした行事などを非常に大切にしている印象があります。是非施設に足を運んでみてください。

今までに一番心に残っている出来事は?

答え

スポーツがお好きで、自分のペースで生活をされているある男性ご入居者が私のユニットにおられます。その方が月に一度開かれる生け花教室で他のご入居者が活けた生け花をご覧になり、「参加したい」と言われました。 はじめ、「生け花に関心なんてあったんだな」と驚きました。お話を聞くと「綺麗なもの好きやし花も好きや。やったことないけど大丈夫か。」と仰いました。ご希望もあったので、次の月の生け花教室に参加されました。 生けたお花を居室に飾られ、ご家族や職員を居室に招き、「どうや。これわしが作ったのや。」と話されて、手に取って眺められるなど非常に嬉しそうにされていました。

これからもこの仕事を続けたいと思う?

答え

働き始めた当初は目の前のことしか見えず、余裕がありませんでしたが、上司に話を聞いていただいたり、先輩にアドバイスをいただいたりしながら徐々にご利用者との関係性が築けるようになり、少しずつ周りを見る余裕が出てきました。 そうすると、どうすればよりご利用者にとって生活しやすくなるかを考えることができるようになり、ご利用者一人ひとりの状況にあわせ、どのような支援を行っていくことが良いかを考えて仕事に取り組めるようになりました。  日々の仕事の中で、ご利用者の生活を一番に考えながらこれからも様々なことに挑戦していきたいと思います。

これから福祉業界での就職を目指す方へのメッセージ

答え

人と関わる仕事である以上その難しさというものは当然あり、その中で少しずつその方を理解していくことで新たな発見や関係性を築くことができるなど学べることも多くあります。 「その人らしさ」を引き出すことにこの仕事ならではのやりがいを感じています。その人らしさを発揮できる場を増やしていくことにより、職員が支援することでできるようになり楽しんでいただけるような取り組みを考えていきたいと思っています。 介護は誰にでもできる仕事だと聞くことがあります。私はそうは思いません。病気の方や障害を持った方との繊細な関わりが求められ、その方の生活を支える仕事である以上大きな責任も求められます。だからこそ誰にでもできるではなく、だれでも目指せる仕事。介護をやってみたいと思える仕事にしていきたいと考えています。

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