若手職員からのメッセージ67
Weekly福祉の星 審さん(社会福祉法人 市原寮)
実家の近くに駄菓子屋さんがあり、そこの店主のおばあちゃんがすごく好きで、小さい頃から毎日のように行っていました。そのおばあちゃんが体調を崩され、デイサービスやショートステイを利用されていることを知り、この福祉の仕事に興味を持ちました。
入居者さんのたくさんの笑顔を間近に感じることです。また、笑顔だけではなく、怒った顔も悲しい顔も直接感じることができ、入居者さんと同じ時間を共有できることがやりがいに感じています。そして、入居者さんの表情だけではなく、家族様の笑顔にもすごく元気づけられています。
初めて担当を持った入居者さんのターミナルケアです。2年目の春で、まだまだ新人の頃に先輩や上司にたくさん助けてもらいながら、みんなで一緒にその入居者さんの最期を施設で看取らせてもらいました。私にとって初めて担当を持たせたもらい、初めてのターミナルケアでたくさんの後悔がありましたが、その経験が私の原点です。
しんどいと思われがちな業界ですが、楽しいことや嬉しいこともたくさんあります。入居者さんの満面の笑顔や「ありがとう、おおきに」と言う一言で疲れは吹っ飛びます。また、入居者さんはじめたくさんの人生の先輩方から福祉の事だけではなく、様々なことも学ばせて頂いています。