イチオシ職員からのメッセージ819

福祉は、人の幸せを考える仕事です

福祉の星 岩永さん(社会福祉法人 同胞会)

※法人情報はこちらからご覧ください

今どんな仕事をしている?

答え

私は、障がいのある方の就労支援に携わらせていただいています。イサク事業所での就労支援は、「就労支援A型」「就労支援B型」「就労移行」「生活介護」に分かれており、私は「生活介護」のサービスを利用されている方の支援をさせていただいています。就労支援において生活介護と聞くと首を捻る方もいらっしゃると思いますが、生活介護の利用者さんの中には、自身の能力を活かし、仕事の現場で素晴らしい活躍をされている方が多くいらっしゃいます。また、就労への意欲があり、社会に出て仕事をしながら生きていきたいと望んでおられる方もいらっしゃいます。私たちはそのニーズに答えるため、カフェでの接客やキッチンでの調理、畑での花の栽培や野菜の納品といった外勤作業、新聞紙を使った植木鉢づくりやその他自主製品づくりなど、利用者さん一人ひとりに合った作業を提供させていただいています。その中で、利用者さんが自分にはできないと感じた作業があったとしても、できる限りその課題を解決できるように日々の支援に当たらせていただいています。

福祉の仕事の面白いところは?

答え

これは、仕事の大変なところでもあると思うのですが、毎日利用者さんの見せる顔が違うことです。それは何も、本当に顔が変わっているということではなく、利用者さんの表情や調子が日々変化するということです。今日は〇〇さんずっと笑顔で過ごしておられたなと思っていたら、次の日にはものすごく険しい表情で通所されたり、その日の調子によって作業に対する意欲が高い・低い日があったりします。また、普段は全然気にならないことが今日はとても気になる……なんてこともよくあります。そんな時は、こちらからどうアプローチしていくかが重要になってきます。作業に対する意欲が低い日があれば、無理にお誘いするのではなく、まずはその利用者さんが興味のある話題を振ってみたり、普段より休憩を多めに挟みながら過ごしていただいたりして、少しずつ仕事へのモチベーションを上げていけるように、色々試行錯誤をしています。そんな日々が、私にとってはとても充実していて、他の仕事にはない面白いところだと感じています。

仕事の中で大切にしていることは?

答え

私は仕事をする上で、「自分は絶対に間違っていない!」という考えは持たないように心がけています。福祉の仕事に正解はなく、支援者は「こうすれば利用者さんのためになるのでは?」と予想し、それを実践して修正をしていくというPDCAサイクルを続けていくことが大切であると思っています。その中で少しでも正解に近づいていけるように、常に自分で考えることと、事業所内でのケース会議や他業種との意見交換を通して、様々な角度から支援のアプローチをさせていただくということを一番大切にしています。

これから福祉業界での就職を目指す方へのメッセージ

答え

福祉業界には、たくさんの業種があります。子どもに関わる仕事や高齢の方の介護を行う仕事、障がいのある方の支援をさせていただく仕事など、多岐にわたります。それらに共通している福祉の魅力とは、自分が人間的に成長できるということだと思います。私は福祉業界で働くまで、他人というものにあまり興味がなく、自分が気持ちよく生きていければいいと思っていました。福祉は、人の幸せを考える仕事です。それなのに、自分のことしか考えていなかった私が、他人のために何かできるのかなと不安に思っていました。しかし、いつの間にか、人のために働くということが苦痛ではなくなっていました。むしろ、利用者さんの役に立ちたいと思うのが自分の中で当たり前になっていたんです。そう変えてくれたのは、今まで関わってくださった利用者さんたちのおかげだと思います。 そういった魅力が詰まった福祉業界、もっと多くの方に体験してみてほしいと思っています。

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