イチオシ職員からのメッセージ872

いろいろな経験や想いを活かせるのが福祉の仕事の楽しいところだと思います

福祉の星 田中さん(社会福祉法人 京都市社会福祉協議会)

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福祉の仕事を選んだきっかけは?

答え

大学時代、福祉のことについては全然知らず、教員を目指して教職を学んでいました。しかし、東日本大震災に関するボランティア活動、教育実習などの経験のなかで、いろんな境遇の方々や子どもたちと出会い、誰もが「自分らしく生きる」ことができる環境をつくるお手伝いができる仕事がしたいと思ったことがきっかけです。「学校」という場所にとどまらず、「地域」というフィールドで、その想いを実現できるよう日々奮闘しています。

今どんな仕事をしている?

答え

「誰もが安心してくらせるまちづくり」を住民が主体となって行えるよう支援する仕事です。地域住民の方々の“こんな街だったらいいな”という「思いを形にする」お手伝いをしています。具体的には、地域の介護予防の教室や子育てサロン、居場所活動などの運営に関することや、小学生から大学生を対象に福祉教育を行い、「福祉のまちづくり」の啓発・人材育成にも尽力しています。また、住民対象の講座などで、ボランティアをしたいと思っている方とボランティアに来てほしいと思っている場所をコーディネートすることも行っています。地域に存在する様々な社会資源が、温かいネットワークになっていく潤滑剤になれるよう、取り組んでいます。

福祉の仕事の面白いところは?

答え

たくさんの人々との出会いがあることです。とても刺激をいただけますし、日々勉強させていただくことばかりです。また、自身の刺激になるだけでなく、人と人との出会いや学び合いの場にも遭遇できます。例えば、自分たちの存在をまずは知ってほしいと相談があった障がいのある方の当事者グループの学習会に、地域のボランティアの方々が参加できるようお手伝いをした際には、参加者から「今後、障がいのある方の立場に立った防災訓練の在り方を考えてみます。」とお声をいただきました。また、地域のボランティアの方々と協力し、中学校で認知症に関する福祉教育をした際には、授業後、実際に道で困っている高齢者の方を中学生が助けてくれたというエピソードもあります。小さなことですが、みんなが安心してくらせるまちづくりの一部に貢献できていると実感できると嬉しいです。

これから福祉業界での就職を目指す方へのメッセージ

答え

どのような経験や視点でも、福祉の仕事の引き出しになると日々感じています。なので、多様な方々が福祉の分野に携わってくださると嬉しいです。福祉的な支援をするうえで、アプローチの理論はありますが、社会の変化が激しい今、福祉の分野にはまだまだいろんな可能性があると思っています。今後、福祉の分野とは一見遠いような分野とも連携していくことで、面白いアイデアが生まれたりするかもしれません。上手くいかないこともあり、難しいこともありますが、いろいろな経験や想いを活かせるのが福祉の仕事の楽しいところだと思います。応援しています!

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