若手職員からのメッセージ90
Weekly福祉の星 左近さん(社会福祉法人 十条龍谷会)
当たり前に支え合う近所付き合いの様な相好扶助に憧れて、身近にいた病気の人を支える家族の気持ちにも寄り添いたくて。(特別な力の無い自分がそんな思いを満たせる環境で誰かの役に立つ事ができたらいいなと考えて)
介護の現場で仕事をしていて、人の身体の状態を見る事やナースとのやり取りの中で医療関係の知識も少なからず学べる事。利用者様の笑顔を間近で見て
「ありがとう」と言ってもらえる事、家族様に自分の存在を認めていただき、
ちゃんと相談していただける事です。
自分が精神的に少し疲れている時に、100歳を超えたおばあちゃんに「しんどいなぁ、がんばってるなぁ、偉いなぁ」と頭を撫でて慰めていただいたこと。
いつもの飄々とした雰囲気はなく、優しいおばあちゃんの顔で。印象的で涙が止まりませんでした。
目の前で利用者様が亡くなることもあるし、自分の不手際で怪我や入院をさせてしまったかもしれない状況は起こり得ます。それを乗り越えれば精神面や知識、経験は今までにないほど飛躍的に成長します。自分に自信が持てないとか、何をしたらいいか分からない時に、「福祉」に目を向けると、何かが見える可能性は大いにあると思います。