イチオシ職員からのメッセージ929

施設内研修で学んだ「自己覚知」
周りの職員に助けを求めやすくなりました。

福祉の星 田倉さん(社会福祉法人 京都社会事業財団 介護老人福祉施設 にしがも舟山庵)

※法人情報はこちらからご覧ください

福祉の仕事を選んだきっかけは?

答え

祖父が認知症になり、家には帰らず公園で寝泊まりしていたことがありました。公園で遊ぶ子に枝をプレゼントしたり、徘徊したりと、当時小学生の私はその事で友達にからかわれたりしました。認知症であると知ったのは、祖父が徘徊途中に転倒して亡くなってからの事です。認知症の事をもっと知りたいと思い専門学校へ入学しました。あの時祖父が、私には枝ではなく毎回お菓子をくれていたのは、今思えば孫だと分かってくれていたのではないかな?と、思うようにもなりました。認知症の事をもっと知りたいと思い介護の分野に進もうと思いました。

今までに一番心に残っている出来事は?

答え

いつもはこちらから声をかけ貼り絵にお誘いしていた方が、ある日「一緒に私も手伝いましょうか」と声を掛けて下さる事があったり、「大丈夫?疲れてるなら休みなさいよ」と背中を擦って下さったり、「今日も当番か、昨日もやったな」と顔を覚えて下さっていたり、入居者の方が自分の事を見て下さっているのだなと思い嬉しかったこと等々、日常の中でのちょっとした関わりが心に残っています。

しんどいことはどんなこと?

答え

勤務時間がバラバラであり生活リズムを整えることに苦労します。 また、認知症の方と関わる事も多く、ストレスを抱えるとたまにパンクしそうになります。 施設内研修で、そういったストレスとどう向き合うのか、「自己覚知」という言葉を学びました。自分の事を知り、どういったものに自分がストレスを感じるのか、自分がどんなことに幸せを感じるのかを考えることで、周りの職員に助けを求めやすくなりました。「そういう時は呼んで」と言ってくれる先輩職員や何でも話しやすい職場である事が今の仕事を続けられているのだと思います。

これから福祉業界での就職を目指す方へのメッセージ

答え

介護の業界は様々な職種を経験した方々がいらっしゃいます。未経験からでもはじめやすく活躍ができる仕事だと思います。関わる機会の多い高齢者の方も、色んな経験をされておりそのお話は聞いていて楽しく勉強にもなります。是非挑戦してみて下さい。

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